路上ライブしたいなぁ
埼玉の大宮に住んでいたころ
大宮駅で毎日のように路上ライブをした。
サラリーマンをやりながら
スーツから、ジーパンに着替えて
夜の駅で歌った。
路上にあぐらをかいて
色んな歌が書いてある歌本を置いて
歌を歌った
みんなが知っている歌を歌ったり
仕事帰りの方に
どんな歌が響くだろうとか
どんな歌い方がいいだろうとか
考えながら、歌を歌った。
そして
止まってくれる人がいて
ちょっと聞いてくれたり
だんだん近くに来てくれて
話しかけてくれる人がいたり
そして、オリジナルで勝負する
そんな駆け引きをしていたこともあった。
なんか毎回の路上ライブには物語があった
出会いがあった
やっぱり、小さい小さいものだけど
ライブ=生き物 だった。
一方で
YouTubeなんかでの
「歌ってみた」的なものには
ドラマがない
物語がない
何百、何万回も再生されようが
ドラマがない。
でも、この再生回数っていうので
収益を上げている人もいる。
自分は何というか昭和の人間より
生身の人間との対話
本音、情、体温、雰囲気、風
そんなのが好きだ。
だから
目の前の人に聞いてもらえる
路上ライブが
本当に生きている時間を感じた
早く
やれる日が来てほしい
そんときは
どこかで
会いましょう
これを読んでくれている方
心を込めて歌いますので。
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