命を選択することになる
病院に勤務している方の声を聞くと
「このまま感染がさらに拡大したら、命を助ける仕事なのに、助ける命を選ぶことになってしまう」
という話だった。
また、
アメリカの病院に勤務されている方の声では、
「人工呼吸器のスイッチを切らなければいけない状況。少し前までは、スイッチを切って、患者さんを看取ることもできたけれど、今は、スイッチを切ったら、次の患者さんのところに行かなければいけない。スイッチを切ることで、自分の手で命を切っているという想いで、狂いそうになるけれど、頑張らなければいけないと頑張っている」
どういう状況かわかりますか?
なんで、人工呼吸器のスイッチを切るの?
と思う人もいると思いますが、
事態は、我々がイメージしているところをはるかに超えて悲惨な状況。
救急医療の現場の人は、
「我々は、常に最悪の事態を想定し、日ごろから動いているから、そういった面では、それほど戸惑いはない。ただ、倫理的な部分では日ごろから準備をしていない。そこが一番きつい」
と。
こんな状況でも、
自分の仕事にプライドを持って
戦ってる、コロナと戦っている。
懸命に目の前の命を向き合っている。
本当に、誇りに思います。
だから、
私たち一般人のできることは、
これ以上感染を広げない事。
感染者が増えたら、
病院に行く患者さんが増える。
戦っている人たちを、
さらに苦しめてしまう。
だから、
甘い考えは捨てよう。
とにかく、対策をしよう。
我慢です。
今は我慢です。
そして、頑張っている人たちに敬意を表し、
何かできることを考えよう。
医療現場の方
そして、
まわりの人が生きていくのに必要な事をされている方
そんな人たちが
少しでも心が休まり
少しでも心が折れないような
そんな取り組みをしていきたい。
今できることを。
乗り越えよう。
みんなで。
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