重ねていけよ
2007/11/03
結婚式ソングを完成させるべく、深夜の大宮駅に行った。
今夜は7割がたずっとこの曲を歌っていた。
『重ねていけよ』
このタイトルが決まったのは結構夜もふけたころっだった。
二人組みの男性が聞いてくれた。
当初の歌詞は、最後に
ただ二人がつながっていることそれだけで
幸せだから
おめでとう
のような歌詞だったのだが・・・
一人の方が、
『幸せだから おめでとう って終わってしまうと、先が想像できない。幸せ おめでとう で終わってしまうのではなく、先を想像させたいよね。あと歌いだしからずっと"重ねていけよ"って歌っているのに最後の締めでぼんやりしてしまうね』っと言われた。
まったくそのとおりである。
そのあと考えた。
前から歌詞を考えるとき、けっこうフィーリングで書くことが多い。いい言葉、いいフレーズをひらめきそれをノートにとめておく。ある風景を見ていて、ふと口ずさんだ言葉は、ほんとその瞬間しか生まれないからすごい大切にしてきた。だから一度書いた歌詞はあれこれあまり変えたりしなかった。いたずらに歌詞を操作して、本質を失いたくなかったからだ。
でもやっぱり詩の世界も深い。
あの方の指摘は本当にごもっともだった。
そしてできた歌詞は
最高な仕上がりだった。
いままでのやり方+今日学んだこと
少しずつ吸収して、自分らしい歌詞を書きたいなって思った夜でした。
明日は結婚式。
がんばろ!
そのうち『重ねていけよ』も歌詞集に追加します。
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