歌と時代と
歌を聴くと、その時の時代を感じられる。
自分は昭和56年生まれなので、
昭和の歌というよりも、平成の歌を聴いてきたと思う。
でも、昭和の最初に歌われていた歌や
生まれたころの昭和の終わりの歌も、今では聴く。
昔の歌で好きな歌は、
美空ひばりの『愛燦燦』
とか
河島英五の『酒と泪と男と女』
とか
人生というのは、
楽しいこともあるけれど、
苦しいことや悲しいこと、辛いこと、我慢すること
そういったこともあって、
色々あるのが人生
上手くいかないことが人生
涙をこらえることが人生
悩んで迷って葛藤するのが人生
そんな歌が多かった気がする。
『ガソリンランプ点灯中』
という自分の歌は別枠として、
自分は、昔の歌が、昔の歌の感じが好きだ。
人生、思い通りにいかない感じ。
仕事も
家庭も
恋や
遊びも
夢も
お金も
上手くいくことよりも、
つまづくことのが多いのではないかな
悩むことのが多い気もする。
だけど、
だけど、
最近は、ポジティブ思考というのか、
『人生楽しもう』
というような価値観が世の中にある気がする。
好きなことをやろう
笑顔が大事
明るく、楽しく
みたいな感じがある。
脳科学とかメンタルトレーニング
みたいのも発展してきて、
脳の機能からすると・・・・
みたいな観点で
『明るく』『わくわく』『楽しく』
とか。
大切なことだとは思うけれど、
個人的には、違和感がある。
不自然さがある。
人間だもの(パクってはない笑)
悩むでしょ!
落ち込むでしょ!
それが自然だと思う。
上手く言えないが、
上手く伝えられていないが、
自分は人間らしく生きたい
人間らしく、ダメな事、カッコ悪い事、
当たり前だけど、完璧じゃないこと
そういったことが大事だと思う。
僕は、それを大事にしたい。
長くなったけれど、最後に大好きな歌の大好きなフレーズを紹介します。
『引き潮』
という歌の一部分
『…誰もが皆好きなように暮らしたなら
今よりも幸せな世の中になると
黒目がちなお前はそう言ったけど
俺は何だが少し引っかかる
誰も皆好きなように暮らす世界
なるほど確かにそいつは素晴らしい世界
でも、問題は俺たちがそんな世界では
やってけないほどだらしないってこと…』
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